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チルドノート

短編小説やグーグル先生に叱られたコンテンツを保管しています。

勃起力

こんちは。水曜日はお休みの僕です。今日は、ちょっと真面目な話というか、僕が元気になった件について話したいと思います。 勃起力の減退こちらは、匿名だから書けるのですが、実は40歳になってから、勃起力が弱くなっていました。年齢的なモノか、精神的…

煙草を吸う理由

煙草を吸い始めてかれこれ20年になるよ。長年の喫煙は、着々と体内に蓄積して、僕の身体を内側から蝕んでいるに違いない。煙草を吸わない君からすれば、喫煙者はさぞ愚かに映ると思う。わざわざお金を払って健康を害しているのだから…。そして君は、喫煙者を…

小学校の帰り道

授業が終わって放課後になると、みんな数人の友達と連れ立って帰って行きます。そんな中、僕はひとりで校門を出ると、赤信号の横断歩道をゆうゆうと渡りました。たまにクラクションを鳴らすクルマもいるけど、平気です。ひけるもんならひいてみなって感じで…

忍び寄る老いの恐怖

いらっしゃい。元気?ひとって老いていくよね。僕も、もれなく老いていく。振り返れば、はるか遠く故郷が見える。ところが、遠くがよく見えるようになると、今度は近くがダメになるんだよ。これには、なにか哲学的な因縁を感じないかな。 僕もとうとう、床に…

スッキリ

ふー。間に合った。本当に危機的状況でしたが、間一髪でしたね。やれやれ、こんにちは。スマホ片手に、トイレの中でブログを書いているチルドです。 トイレでブログの更新だなんて、読者に対して失礼じゃないかって、あなた、そう思ったでしょう?いいんです…

おしっこ

こんちは。ライターのチルちゃんです。今、僕がどこにいるか知りたくない?正解は、なんと、トイレの小便器のまえです! つまり、おしっこしながらブログの更新しちゃってるんですよう。あなた今、おしっこしながらなんて、不潔!そう思ったでしょう。 いい…

バスケットボールの思い出

僕も、キミ達くらいの頃は、いつだって予定があったな。予定といえるほどフォーマルじゃなくても、今度の休みはどこに遊びに行こうか、みたいな気楽なものだけどね。それが、いつの頃からか、今年の売れ行きだとか、お盆は実家に顔出さなきゃいけないだとか…

宝くじ

嫁と綾羅木のゆめシティーへ行った。ゆめシティーは2年前、下関市が市役所の移転用地として整備した土地に、突如として建設された大型複合商業施設である。あたらしい市役所が建設されるとばかり思っていた広大な空き地に、九州ではイオングループに匹敵する…

初体験。奥まで突っ込めなかった夏の日

*夏ですね。夏といえばやはり初体験でしょうか。僕の初体験はちょっと遅くて19歳の夏でした。相手は20歳の短大生、僕はなんの迷いもなく無職でした。当時の僕は、片想いしてた女の子にフラれて落ち込んでいました。そんなとき身近にいたのが彼女です。正直…

遺産

黒いスーツの男の人が浜辺を歩いていたんだ。オレンジ色ににじむ海から風がひゅうと吹きつけていた。入り江には船を吊り上げる錆びたクレーンが大きな影を伸ばしている。男の人はスマートフォンを取りだして水平線にカメラを向けたけどすぐにポケットに戻し…

ハロウィン

「ね、美咲、ジャックランタン作ってよ」千夏が美咲に言った。「ジャックランタン?」美咲は始めて聞く単語に戸惑いながら聞き返した。「そう。カボチャくり抜くの」千夏が言った。「わかんないよ」「一色に作り方、聞いてみようか?」千夏は後の席に座って…

恋のシュラフ

「気持ちはありがたいけど必要ないんだ。悪いけど持って帰ってくれないかな」ワンルームの狭い玄関でプレゼントを抱えた沙織に、桐生は冷たく言い放った。「なんで?このまえ欲しいって言ってたのに…」「たしかに言ったけど、あれから事情が変わったんだ」「…

お花見

「桐生くん、これ上げてくれる?」桜子は厨房でふき掃除をしている桐生に声をかけた。桐生は振り返って桜子が抱えた大皿を受け取ると棚の上に持ち上げた。「ありがとう。桐生くん背が高いから助かるわ」桜子は笑顔で礼を言うと手の甲で額の汗を拭った。閉店…

ワーキングプア

空はどんよりと重く、肌を切るように冷たい風に雪が舞っていた。かじかむ手を丸めて息を吹きかけ、スクーターのエンジンをかける。こんな日に働きに出なければならないとは。桐生の気持ちは重く沈んでいた。アフィリエイトで生きていく。そう決意して会社を…

セブンスター

沙織はビルの非常階段を、慎重な足どりで一歩ずつ登っていた。ときおり吹くビル風には、歌舞伎町のにおいがした。「桐生くん、またタバコ吸ってるの?」沙織はビルの屋上にたどりつくと、タバコをふかしている男に声をかけた。「タバコは体にわるいよ」「知…

リンゴナルド

長かった。まる一ヶ月、うんざりした気分で仕事をしていた。先月半ばには、仕事を辞める旨を、会社に伝えたが、人員の確保もあるから、最低でも来月いっぱいまで居てくれと言われた。桐生は、苦痛だった。仲が良いと思っていた職場の連中も、もう辞める人だ…